麻布十番の手作り石鹸専門店 アンティアン
http://www.untiens.jp/
2012年5月28日月曜日
2012年5月26日土曜日
2012年5月23日水曜日
合成界面活性剤と界面活性剤
お客様とお話をしていますと「界面活性剤」と「合成界面活性剤」を同じ成分だとお思いの方が多いようです。
しかし「合成」がつくものは石油由来の製品であり、「界面活性剤」は植物油などの天然成分から出来たものなのです。
「界面活性剤」のうち、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムを「せっけん」と呼び、
それ以外の石油を中心とした原料を化学合成して作られる「合成界面活性剤」で出来た洗浄剤を
化学合成洗剤と呼びます。
つまり、市販されている大半の液状ボディーソープ、シャンプーは、石油原料の「合成界面活性剤」で出来た洗浄剤なのです。
また、注意が必要なのですが、いわゆる一般で販売されている
「せっけん」にも色々な化学添加物が入っており、
市販のせっけんの多くも「合成洗剤」だということです。
これに対し
「せっけん」が97%以上の物を「純せっけん」といい、区別しています。
石油由来の化学合成品を毎日お肌や頭皮に使用することが良いか、
天然成分由来の、「界面活性剤」を使用するべきかは、長い目でよくお考えいただくことが重要だと思います。
下記に代表的な合成界面活性剤の表を掲載いたしますので、ボディーソープやシャンプーを
お買いになる際には成分をよくご確認ください。
しかし「合成」がつくものは石油由来の製品であり、「界面活性剤」は植物油などの天然成分から出来たものなのです。
「界面活性剤」のうち、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムを「せっけん」と呼び、
それ以外の石油を中心とした原料を化学合成して作られる「合成界面活性剤」で出来た洗浄剤を
化学合成洗剤と呼びます。
つまり、市販されている大半の液状ボディーソープ、シャンプーは、石油原料の「合成界面活性剤」で出来た洗浄剤なのです。
また、注意が必要なのですが、いわゆる一般で販売されている
「せっけん」にも色々な化学添加物が入っており、
市販のせっけんの多くも「合成洗剤」だということです。
これに対し
「せっけん」が97%以上の物を「純せっけん」といい、区別しています。
石油由来の化学合成品を毎日お肌や頭皮に使用することが良いか、
天然成分由来の、「界面活性剤」を使用するべきかは、長い目でよくお考えいただくことが重要だと思います。
下記に代表的な合成界面活性剤の表を掲載いたしますので、ボディーソープやシャンプーを
お買いになる際には成分をよくご確認ください。
麻布十番の手作り石鹸専門店 アンティアン
http://www.untiens.jp/
2012年5月19日土曜日
アンティアンの手作り石鹸が出来る環境・エコロジー貢献
アンティアンの手作り石鹸は、下水道を通じて海や川に流れ出ても、24時間で水と二酸化炭素、石鹸かすに分解され、石鹸かすは有益バクテリアのエサとなり、ほぼ完全分解されます。
しかし、ごく普通に家庭で使われている液体のボディーソープ、シャンプー、食器洗い洗剤などの石油から作られた合成洗剤の合成界面活性剤は、川や海に流れ出ると、最低でも7年間は残留し、微生物や貝→それを食べる小魚→大きな魚→人へと戻ってくる、「天に唾する」結果となるのです。
日本の下水道の普及率は、都道府県別で約15〜99%、平均でも75%※と思いのほか低く、裏を返せば、平均的に約25%分の家庭排水が直接海や川に流れ出ていることを意味します。そうした現状のなかで、環境のために貢献することもアンティアンの石鹸ができることです。
我々の石鹸はお身体用の石鹸のみならず、食器洗い用の固形石鹸「キッチンソープ」もありますし、さらには、その石鹸はバスタブも洗うことが出来ます。これをお読みになったら少しで結構ですので、環境へのご興味をお持ちいただけましたら幸いに存じます。
しかし、ごく普通に家庭で使われている液体のボディーソープ、シャンプー、食器洗い洗剤などの石油から作られた合成洗剤の合成界面活性剤は、川や海に流れ出ると、最低でも7年間は残留し、微生物や貝→それを食べる小魚→大きな魚→人へと戻ってくる、「天に唾する」結果となるのです。
日本の下水道の普及率は、都道府県別で約15〜99%、平均でも75%※と思いのほか低く、裏を返せば、平均的に約25%分の家庭排水が直接海や川に流れ出ていることを意味します。そうした現状のなかで、環境のために貢献することもアンティアンの石鹸ができることです。
我々の石鹸はお身体用の石鹸のみならず、食器洗い用の固形石鹸「キッチンソープ」もありますし、さらには、その石鹸はバスタブも洗うことが出来ます。これをお読みになったら少しで結構ですので、環境へのご興味をお持ちいただけましたら幸いに存じます。
※人口普及率 社団法人 日本下水道協会調べ(平成23年3月31日現在)
麻布十番の手作り洗顔石鹸専門店 アンティアン
アンティアンの石鹸がお肌のためにできること
①最高と思われる天然植物原料を使い、化学物質無添加であるため
アトピーや敏感肌の方、赤ちゃんまで安心してお使いいただける
お肌に優しい石鹸であること
②毛穴の黒ずみやメイクも落とせる洗浄力がありながら
お肌を豊かに保湿すること
③天然の花々や果物の精油が、アロマセラピー的に、お肌に対する
直接効果としてお肌のコンディションを整え、香りの効果として
心にリラックスやリフレッシュなど様々な効果をもたらすこと
④お肌を清潔にし健やかに保ち、お肌の自然な治癒力を引き出すこと
⑤お肌の健康な方は、より健康にお肌のコンディションを整え
お化粧ののりもよくなること
麻布十番の手作り洗顔石鹸専門店 アンティアン
2012年5月18日金曜日
《4》 お肌に優しい「原始的な手作り石鹸」
アンティアンの石鹸は、大量生産のどの石鹸とも違い、古代ローマで石鹸がこの世に生まれたときと同じ製法、原料を人工的に高温にして「けん化」を早めない「コールドプロセス製法」で、天然植物原料が持つ自然の恵みの力がそのまま生きる石鹸作りにより、洗浄しながら保湿をし、敏感肌の方や赤ちゃんでも安心して使える石鹸作りを行っています。
この製法では、石鹸が出来上がるまでに28日かかってしまいますが、その品質を守るために、アンティアンでは手間ひまを惜しまずコールドプロセス製法を守り続けています。
また、製法だけでなく、原料にも徹底してこだわり、世界から厳選した天然植物原料を集め、化学物質無添加で、お肌に植物たちの素晴らしい自然の恵みの力をもたらす石鹸作りを行っています。
大量生産《1》 《2》 《3》 で失ったもの
大量生産《1》 《2》 《3》 で失ったもの
石鹸は、大量生産によって、本来石鹸が持っている「保湿効果」と「お肌をいたわる効果」を失ってしまいました。
また、自然の材料が化学物質へと変わり、お肌の弱い方におススメしにくくなったことも失ったものといえます。
石鹸が大量生産によって失ったもの
大量生産《1》 石油を主原料とした合成石鹸・洗剤
大量生産と言えば、まず化学工業として大量に安く作りやすい、皆様が、毎日お使いの、液体ボディソープ・シャンプー・食器洗い用洗剤等の石油を主原料とした合成界面活性剤で作られた化学合成洗剤が挙げられます。この場合は、化学的に保湿を感じさせる成分や、シャンプーにはシリコン、また、人工香料、人工着色料も含まれ、アトピーやお肌の弱い方にはおススメしにくい場合があります。
大量生産《2》 一般的固形石鹸
次に大量生産の固形石鹸ですが、石鹸ができる化学反応を「けん化」といい、その反応は原料に高温の熱を加えると早まります。大量につくられる現代の固形石鹸は、原料の『油』を人工的に高温にして「けん化」を早め、わずか1日で製造されます。
こうすると石鹸をつくるスピードは早まりますが、ちょうど天ぷらやフライを揚げるときのように油が酸化するため、本来油が持っているはずの自然の恵みの力が活かせなくなってしまいます。しかも、「けん化」するときに生成される天然の保湿成分である「グリセリン」を、化粧品の原料として別途利用するために抜き取ってしまうのです。
したがって、洗浄後に保湿をせずお肌がカサカサになる石鹸が出来上がります。
また、多くの場合このクラスの石鹸では原料の油に牛や豚の油脂を使用し、肌の弱い方は稀に毛穴を詰まらせる場合もあります。ほとんどの場合人工香料、人工着色料を使用しています。
大量生産《3》 高級釜焚き石鹸
さらに、高級石鹸といわれるものの「釜炊き」という製法でも、『油』を加熱するため原料の油が酸化し、本来油が持っているはずの自然の恵みの力が活かせなくるのは、大量生産の石鹸と同じです。また、こちらもほとんどの場合製造途中で生成される保湿成分のグリセリンを抜いて別に販売しています。
2012年5月16日水曜日
石鹸の起源
はじめまして!
麻布十番の手作り洗顔石鹸メーカーアンティアンの佐々木弥市と申します。
この地に小さな石鹸メーカーを起業して早6年がたちますが、
その間、良い石鹸も、よくない石鹸もたくさん見てまいりました。
また、お客様と接していて驚いたことは、毎日お身体に使うものなのに、意外にもその知識が全くなく、大半の方が価格とイメージだけを頼り石鹸を選んでいらっしゃるということでした。
そこで、今回から、アンティアンの製品のみならず、たくさんの石鹸の中から良い石鹸の選び方、
見極め方。また石鹸にまつわる面白いお話などをを皆様にお伝えしてまいりますので、
雑学としてもお楽しみいただき、健康で美しいお肌のためにお役立ていただけましたら
幸いに存じます。
まずは石鹸の起源よりおはなしいたします。
石鹸の起源
石鹸の起源は、古代ローマで生贄の羊を焼いた『油』が火元の『灰(アルカリ)』に落ちて土にしみ込み、長い時間をかけて何も手を加えられることなく熟成され、白い土(それが石鹸)として出来上がったものだと言われています。
この土が小川に流れ出し、洗濯物がきれいになる泡の立つ不思議な小川として有名になって、白い土(石鹸)の洗浄力が偶然に発見されたのです。この偶然から、『油』と『アルカリ』を混ぜ合わせて石鹸をつくることを人々は見出したのです。
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